【厳選】有名な歴史学者7選

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目次

歴史学者とは

歴史学者とは?

歴史学者とは、歴史学の研究者です。

一般的には、歴史学の創始者であるレオポルト・フォン・ランケ以降の人物を指します。

ヘロドトスや司馬遷などのランケ以前の歴史叙述家は、歴史学者として扱われにくいです。

有名な歴史学者7選

レオポルト・フォン・ランケ

影響力
作品

レオポルト・フォン・ランケ(1795-1886)はドイツの歴史学者です。

歴史学の創始者であり、現在の歴史学の基礎を作った人物です。

正確性・客観性を追求する研究手法が特徴的です。(実証主義史学

代表作は『ローマ的・ゲルマン的諸民族の歴史』や『近世歴史家批判』ですが、現在はあまり読まれていません。

ヤーコプ・ブルクハルト

影響力
作品

ヤーコプ・ブルクハルト(1818-97)はスイスの歴史学者です。

文化史・美術史を得意とし、文化史学(文化を研究する歴史学)の祖とされる人物です。

文化史学は、ランケの研究手法の弱点を補完できるもので、後の歴史学者にも影響を与えました。

代表作は『イタリア・ルネサンスの文化』で、ルネサンスの古典として有名な作品です。

ヨハン・ホイジンガ

影響力
作品

ヨハン・ホイジンガ(1872-1945)はオランダの歴史学者です。

中世ヨーロッパの文化史を得意とし、文化史の大家ヤーコプ・ブルクハルトの名を冠して「20世紀のブルクハルト」とも呼ばれます。

代表作は、文化史の名著である『中世の秋』や遊びを研究した『ホモ・ルーデンス』で、現在でも評価されている名作が揃っています。

リュシアン・フェーヴル

影響力
作品

リュシアン・フェーヴル(1878-1956)はフランスの歴史学者です。

アナール学派(幅広い歴史研究をする学派)の創設者の一人として、歴史学に大きな影響を与えました。

フェーヴル自身は心性史(思考・心情の研究)を得意としています。

代表作は『大地と人間の進化』などで、それまでの歴史研究にとらわれない作品が多いです。

マルク・ブロック

影響力
作品

マルク・ブロック(1886-1944)はフランスの歴史学者です。

アナール学派(幅広い歴史研究をする学派)の創設者の一人として、歴史学に大きな影響を与えました。

ブロック自身は社会史(社会関係などの研究)や心性史(思考・心情の研究)を得意とします。

代表作は『封建社会』などで、それまでの歴史研究にとらわれない作品が多いです。

フェルナン・ブローデル

影響力
作品

フェルナン・ブローデル(1902-1985)はフランスの歴史学者です。

20世紀を代表する有名な歴史学者で、アナール学派(幅広い歴史研究をする学派)の第二世代に属します。

代表作は、歴史学の必読書とされることも多い『地中海』や、世界経済を分析した『物質文明・経済・資本主義』です。

イマニュエル・ウォーラーステイン

影響力
作品

イマニュエル・ウォーラーステイン(1930-2019)はアメリカの社会学者・歴史学者です。

世界システム論(世界経済の歴史を分析する観点)を提唱し、歴史学に大きな影響を与えました。

代表作は、歴史学の必読書とされることも多い『近代世界システム』です。

おわりに

以下の記事では、歴史学をまとめて解説しています。

歴史学の基本をざっくり学びたい方は、こちらの記事もおすすめです。


参考文献リスト

柴田治三郎編『世界の名著 45』中央公論社,1966.
堀米庸三編『世界の名著 55』中央公論社,1967.
H.-U.ヴェーラー編『ドイツの歴史家 第1巻』ドイツ現代史研究会訳,未来社,1982.
H.-U.ヴェーラー編『ドイツの歴史家 第2巻』ドイツ現代史研究会訳,未来社,1983.
A.Я.グレーヴィチ『歴史学の革新 「アナール」学派との対話』栗生沢猛夫・吉田俊則訳,平凡社,1990.
竹岡敬温『『アナール学派』と社会史―「新しい歴史」へ向かって―』同文館,1990.
西村貞二『ブルクハルト 人と思想 97』清水書院,1991.
ピーター・バーク『フランス歴史学革命』大津真作訳,岩波書店,1992.
尾形勇・樺山紘一・木畑洋一編『20世紀の歴史家たち(3)世界史編 上』刀水書房,1999.
尾形勇・樺山紘一・木畑洋一編『20世紀の歴史家たち(4)世界史編 下』刀水書房,2001.
川北稔編『知の教科書 ウォーラーステイン』講談社,2001.
岡崎勝世『世界史とヨーロッパ ヘロドトスからウォーラーステインまで』講談社,2003.
イザベル・フランドロワ編『「アナール」とは何か』尾河直哉訳,藤原書店,2003.
佐藤真一『ヨーロッパ史学史』知泉書館,2009.
ヘイドン・ホワイト『メタヒストリー―十九世紀ヨーロッパにおける歴史的想像力』岩崎稔監修,作品社,2017.

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この記事を書いた人

■慶應義塾大学文学部日本史学専攻卒
■歴史学の本を年間100冊以上読む
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